ジョルジオ・ガリ S2 Ti

簡単にブレスレットサイズを調整できる画期的な＜I-Size＞システムを搭載。
自身の名を冠した最高傑作は、“Sシリーズ”の最終モデル。

1990年代からスウォッチ、モバードグループやセイコー、シチズン、セクター、ノーティカなどのデザインも手掛け、現在はタイメックス・グループのクリエイティブ・ディレクターを務めるデザイナーのジョルジオ・ガリ。
自身の名を冠したSシリーズ最終モデルとなる＜ジョルジオ・ガリ S2 Ti＞は、洗練の概念を再定義し、現代的なデザインと卓越した耐久性をシームレスに融合させたタイムピースです。

温かみのあるトーンのチタン

軽くて錆びないなどの特徴を持ち、一般的にダークな色合いが多いチタン製品ながら、＜ジョルジオ・ガリ S2 Ti＞では温かみのあるトーンのチタンを主素材に選んでいます。高度で難しい加工技術が求められるスケルトン加工をケースやブレスレットに施し、見た目の美しさとデザインの調和をはかっています。

鍛造カーボンファイバー製のミッドケース

チタン製ケース側面から見える鍛造カーボンファイバー製のミッドケースは、時計全体に引き締まった印象を与えるとともに、剛性があり軽いという両素材のメリットと相性の良さを見ることができます。

時計の幅を目一杯まで覆っているドーム型のサファイアガラス製風防には無反射加工が施され、視認性を確保しながらベゼルがないことで文字盤を広く使うことを可能にしています。見た目のシンプルさに対して、硬質なサファイアガラス製の風防をチタン製のケースに接合し50mの防水性を維持するには繊細な設計と高度な技術が求められるため、製品化にあたり細心の注意が払われました。

大きく開いた文字盤は丁寧にサテン仕上げが施されたチタン製で、アワートラックの溝を設けた同じくチタン製のインナーリングは表面のブラッシュ仕上げにポリッシュの面取りを施しています。磨き上げられた時分秒針も同様にチタン製で、すべて同じ素材を使いながら、広く設けられた風防を通して光があたることでそれぞれのパーツが様々な表情をみせるよう仕上げが施された計算された配慮がされています。

ブレスレットはすべて無垢のチタン製

ブレスレットはすべて無垢のチタン製で、ケースに施されたスケルトン加工の意匠がブレスレット側面へスムーズに受け継がれたデザインになっています。
そして特筆すべきは見た目からは想像ができない、工具を使わずに簡単にサイズ調整ができる画期的な＜I-Size＞システムを搭載。さらにバックル部分も厚みを抑えるためにこのモデルのために独自設計したチタン製パーツを採用しています。

重量を抑えユーザーにストレスの少ない着用感をもたらしながら、コーティング等で色を変えるのではなく温かみのある色味のチタンをメイン素材に選び、シンプルで洗練されたデザインを実現している＜ジョルジオ・ガリ S2 Ti＞。
その内部にはスイス製のセリタSW200-1キャリバーを搭載。精度が高く41時間パワーリザーブを持つ定評のある自動巻きムーブメントに、ブラックIP加工を施したカスタムローターを載せています。